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イメージを写しだす念写



◆念写 とは、いったいどういう
原理 で写るのだろうか?


念写とは、念力によって写真の乾版ないしフィルムを直接感光させることである。
高い念写能力の持ち主は、自分のイメージした情景や頭に浮かんだ
風景を焼き付けることができる。

(ちなみに日本語の「念写」という言葉は、日本で始めて念写写真を
本格的に研究した 福来友吉 博士の造語である)

1964年4月、アイゼンパッド博士は、はじめてこの酒びたりの
念写能力者をテストするためにシカゴに飛んだ。
最初は、この男もインチキに違いないと博士は思っていた。

それまでさまざまな超常現象について、観察してきたアイゼンパッドは、
自称「念写能力者」たちがフィルムに仕掛けをして、
インチキを見破られた例をいくつも見てきたからだ。

ところがポラロイドカメラの出現で状況が変わった。何秒かのうちに
「念写」の結果を見ることが出来るようになっただけではなく、
撮影の監視もしやすくなったからだ。

しかし、セリオスの場合は、ポラロイドカメラを使って念写させても、
インチキとされることはなかった。

セリオスの念写能力を調べた研究者たちは、いずれも自分たちが用意した
カメラとフィルムを使わせた。
自分でセリオスにカメラを向けて、写真を撮ったものもいた。
こうして得られた写真は、まさに不思議としかいいようがなかった。

すべての写真に何かが写っていたわけでない。
室内の証明やそのほかの条件は同じだったのに、全体が異常に
白っぽかったり、真っ黒だったりすることもあった。

時には、プリントの全面を何かの像が覆い尽くしていたり、
セリオスの顔や室内にあったものの一部だけが画面から消えていたこともあった。
セリオスが念写した写真には、エッフェル塔やビックベン、ホワイトハウス、
人工衛星までもが写っていた。



(神妙な面持ちでカメラに向かって念を送り込むテッド・セリオス氏。
彼の指先からは、目には見えないエネルギーが発せられているのだろうか?)






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◆透視による念写


セリオスは、研究者たちを前に自分に念写させたいと思う写真を封筒に
入れて手に持って欲しいということもあった。
封筒の中に入れた写真を透視して、ポラロイドカメラに念写して
見せようという試みだった。

アイゼンパッドが、初めてセリオスの念写写真を見に行ったとき、
クレムゾン宮殿の写真を2枚、ボール紙の封筒に入れて持っていった。
その時セリオスが念写した1枚には、細くて高い建物が写っていた。

立会人の一人が即座に、それはセリオスもよく知っているシカゴの名所、
シカゴ・ウォータータワーだと断定した。透視するはずの写真とはまるで
違っていたが、アイゼンパッドはとても驚いた。

そこで映っている画像が、そのときアイゼンパッドの頭に浮かんだ
イメージと関連するものだったからだ。
それから2年たって、アイゼンパッドはクレムゾン宮殿を写したという
念写写真をみたが、それにはイワン3世の鐘桜(しょうろう=日本でいう、
お寺などにある鐘つき堂のような物)がはっきりと写っていた。

この鐘楼は、アイゼンパッドはクレムゾン宮殿を写したという念写写真を
見たが、それにはイワン3世の鐘楼がはっきりと写っていた。

この鐘楼は、アイゼンパッドが最初に持っていたクレムゾン宮殿の
写真の2枚のうち1枚に、小さく写っていただけのものだ。
このときになって彼は始めて、イワン3世の鐘楼がシカゴ・ウォータータワーと
「ごくはっきりした類似点」を持つ事に気付いた。
セリオスの透視による念写は見事に成功しているように見えた。

始めの頃セリオスは、カメラ見ているだけで驚くべき画像を写真に
出現させたが、その後ちょっとした道具を使うようになった。
たとえば、小さなプラスチックの筒の一方の端をセロファンで覆い、
反対側の端は、黒いフィルムとセロファンで覆ったものや、紙を筒状に
丸めたものを使う事もあった。

セリオスは、その道具の名を「ギズモ」といっていた。
それを、レンズの前に当てて、思念を集中させるというのである。




(研究者ジュエール・アイゼンバッドの要求で、セリオスが念写したもの。
実験の立会人が、写っているのはシカゴ・ウォータータワーと鑑定したが、
のちにアイゼンバッドが封筒に入れてセリオスに渡したクレムゾン宮殿の写真の
一部であることがわかった。しかし、断片的に写っているせいか、 いまひとつ解りづらい)






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◆謎の筒状の道具「ギズモ」


セリオスによると、こうしたギズモ(筒状の道具)は、レンズに指の形が写らないように
する為だったという。しかし、彼の能力に疑いを持つ研究者たちは、
このギズモにインチキの種があると思っていた。

その筒の中に、マイクロフィルムやスライドなどを使ってた仕掛けを簡単に
隠すことが出来ると主張したのである。セリオスのギズモは、奇術師の帽子と
同じように何かを隠しているように見えた。

チャールズ・レイノルズとでビット・アイゼンドラスという2人のジャーナリストは
実験を行い、セリオスのギズモの中に隠せるような小さな仕掛けを作り、
それを使って彼の念写と同じような写真を作り出した。

彼らの書いた記事が、1967年10月の「ポピュラー・フォトグラフィー」誌に掲載され、
疑念を持っていた研究者たちは、セリオスの小道具の中には
何の仕掛けも隠されておらず、撮影の直前にセリオスがギズモの中に
何かを入れる行為もなかったことを確認している。

アイゼンパッドたちは、マイクロフィルムが隠されているという噂が
あることを知っていた為、その疑惑を払拭する為の実験を考え出した。
セリオスが念写で切ると感じた時点でギズモを与え、撮影が終わるとただちに
取り上げて、詳しく調べることにした。

ギズモがセリオスの手の中にある時間はせいぜい15秒程度で、しかもその間
彼の動きは厳しく監視された。

実験でのセリオスは普通、袖口に何かを隠すことが出来ないように半そでの
シャツを着るか、上半身裸になった。
しかも、セリオスがシャッターを押してくれといったときには、そのごく近くにいた
研究者たちは、ギズモの中をのぞき、中に何も隠していないことを
確認することも多かったという。

実験は数え切れないほど行われた。ギズモやカメラをセリオス以外の人が持ち、
中を調べることが出来るような場合にも、やはり念写像は現れた。

アメリカ人2人の著名な超能力研究者、J・G・プラット博士と
イアン・スチーブンソン博士は、セリオスを何度もテストした上で、

「おおよそ800回にわたってテッドの念写実験を観察したが、
念写の前にもあとにも、彼が怪しげな手つきでギズモを動かすことはなかった」
と述べている。

アイゼンパッド博士も、
「セリオスたちがスライドやマイクロフィルムを隠しているのを目撃したことが
ないし、だいたい、彼の念写写真を見ただけでも、その質の点から言って
仕掛け説を否定するには十分だ」といっている。







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◆念写された過去


1965年、セリオスはガラス張りの店舗の正面のように見える写真11枚を念写した。
11枚の念写写真はそれぞれ少しずつ異なっていた。
そのうちの2枚には、太い活字体で「The Old Gold Store」という店名が
はっきり認識できた。

2年後、この店がコロラド州セントラルシティにあって、現在は
「Old Wells Fargo Express Office」
という旅行代理店になっていることがわかった。

店の名前が変わったのは1958年以前だったに違いないとアイゼンパッドは
言っており、探してみても結局以前の店の写真は1枚も見つからなかった。

セリオスの念写は現在との店と(店名以外は)完全に一致するが、
1枚の写真の「O」の文字は不思議なことに「W」に変わっており、そのため店名は
「The Wld Gold Store」となっている。しかも、「W」の文字は「Wells Fargo」
とかかれた場合と同じ位置にある。だが、さらに奇妙なこともあった。

たとえば、セリオスの念写写真のなかに2階建ての建物と少しピンボケの文字が
写っている物もあった。文字はぼやけてはいたが判読可能だった為、
その後この建物はカナダ騎馬警察隊によって、騎馬警察隊航空部の格納庫で
あることが確認された。

しかし、警察は奇妙なスペルの間違いを指摘している。
セリオスの写真文字は、「AIR DIVISION ROYAL SANNADAIN MOUN…」と読める。
つまり「CANADIAN」のスペルが間違っているというのだ。

この写真を見て、同じ点を指摘した人は他にもいる。
もし、セリオスが何らかの方法で、隠し持ったスライドを使って写真を
でっち上げたのだとしたら、このように奇妙な写真を作るには、
原画は極めて巧妙に手を加えなければならなかったはずだ。

このような写真を見ると、セリオスは過去の事物を念写している
(しかも、現実が少しねじ曲げられている)ようにも思われた。
そこでアイゼンパッドたちは、彼の超能力を使えば何千年も前の事物を
念写することも出来るのではないだろうかと期待し、1967年5月27日、
デンバー自然博物館で実験を行った。

セリオスは自信満々で、この日課題だった「火を起こす男」
の姿を頭の中に描き始めた。
はたして、念写された数枚の写真の数枚には、不思議な姿が記録されていた。
中でもネアンデルタール人がしゃがんでいる姿の写真は全員を驚かせた。

しかしすぐに、実験に立ち会ったコロラド大学人類学部のH・マリー・ワーミントン
教授が、写真に写っている姿がシカゴ自然史野外博物館にある有名な
ネアンデルタール人の実物大模型とそっくりであることに気付いた。
しかもその実物大模型の絵葉書は、誰でも簡単に手に入れることが出来るものだった。




(セリオスが念写した写真の建物は、カナダ騎馬警察航空部の格納庫で あることがわかった。
先頭の文字が「S」、4番目の文字が「N」と読めるなどのスペルミスは、 テッド・セリオスの念写の特徴とされている)





(こちらは、普通に写したカナダ騎馬警察航空部の格納庫の写真)





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◆能力消失?!


となると、セリオスはやはりこれらの写真を捏造したのだろうか?
その後の調査で、セリオスが念写したネアンデルタール人は、いくつかの
異なるアングルから写されている事がわかった。
数人のプロの写真家や写真測量技師の話では、1枚のマイクロフィルムから
複数のアングルからの写真を作り出すことは出来ない。

アングルの異なる写真を何枚も写すには、少なくとも数枚のフィルムが必要であり、
その多くは野外博物館の写真やセリオス自身が撮影した
写真単純にコピーして作り出すということは不可能だということだった。

しかし、この実験の後まもなく、セリオスの超能力は衰えた。
彼自身は引き続き実験に応じていたが、1年もたたないうちに、
識別可能なものは何も移っていない「真っ黒な写真」や「真っ白な写真」
しか作れなくなってしまったのだ。
そのため、かつての彼の念写写真どのような超常的能力によって作られたのか、
超能力研究者たちはいまだに解明できずにいる。

セリオスは以前にも、ときどき、長いときには2年間くらい、その能力を失うことがあった。
それは何の前触れもなく突然やってくるように見えた。
彼自身も「まるで幕が下りるように、終わってしまうんだ」といっている。

しかし、その予兆はあったのかもしれない。
というのは、セリオスが、能力を失う前に念写したといわれる写真の1枚に、
幕らしい物が写っていたからだ。




(これも、テッド・セリオスが念写した写真だが、左上の右腕に
注目していただきたい。まず、右手自体が左手のように見えるのと、
手首から上にかけて不自然な腕の曲がり方が見られる)






筆者のあとがき: 日本で念写といえば有名なのが、「福来友吉」氏です。
1910年から、御船千鶴子 夫人、長尾いく子 夫人という自称、超能力者の
力が本物であることを実証しようとしてさまざまな実験を行っています。

その後、1911年5月10日には、
「高橋貞子」夫人が「金」という文字を念写し、
彼女は、一種のトランス状態になると第2の人格が現れ、
「この写真は、(中省略)私が念写したものです。(中省略)私は私利私欲に
そそのかされてはいけないと警告したかったのです」
と語っていたそうです。

小説、映画の
「リング」で登場した「山村貞子」という人物も、
この「高橋貞子」夫人がモデルになっていたと思われます。

それから、一昔前に脚光を浴びた方といえば、「清田益章」氏でしょう。
私もよくテレビや雑誌で念写を拝見していましたが、毎回、驚きの連続でした。

確かに、一部ではインチキや、トリックなどと指摘される事もあるかもしれないが、
やはり本物は本物として存在している
ということが言えるのではないのでしょうか?


注)上記の画像はサンプルです。現存する人物、団体、建物、風景、その他とは 異なる場合があります。あくまでも参考としてご覧ください。



[関連書籍]
■ Hans Holzer's the Supernatural: Explaining the Unexplained
著者:Hans Holzer


■ 意識エネルギーの発見―福来博士「念写」実験の意味
著者:北 篤


■ 心霊大全―20世紀の超自然現象世界
著者:中岡 俊哉


(上記の書籍にはさらに詳しい情報が書かれています)




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